12時に集合して、24時間後に戻った。良く遊んだものだ。
オホーツクの海は、寒かった。風も強く、底荒れで濁りがある。一番楽しみにしていたポイントには、一人のルアーマンがポツンと立つだけであった。
このポイントは諦めて、もう少し北上したがそのポイントも魚影を確認できなかった。今度は、南下しながらポイントを探す。
50km程南下したが、結局また最初に入ったポイントの近くに戻る事にした。時間は10時頃で厳しいと思ったのだが、友人が河口の背ビレを見つける。沖では射程範囲でジャンプ!素直にここで粘る事に決めた。
直ぐに友人のロッドがグニャリ!と曲がる。でも残念ながら、バレてしまった。これは行ける!と思ったのだが、後が続かない。群れが少ないのか、直後に河口は静まり返った。沖では跳躍を繰り返す姿を確認できるのだが、何せ遠いのである。
昼食を済ませると、急激に眠くなった。ラインバスケットを枕にして、海を見ながら横になった。背ビレを探すつもりが、数秒後には気絶していた。
どれ位寝たかは分からないのだけれど、ふと気が付くと、友人全員が同じ姿で寝たいた。
河口には、時折もじりや背ビレが近づいては離れる。数メートルの所で3回連続のジャンプをするマスもいたのだが、結局口を使ってくれなかった。辺りが薄暗くなる頃。僕達はオホーツクを後にした。
24時間後、自宅に戻った。最近記憶に無いくらいに疲れた。友人達には申し訳ないが、車内では一番多く寝させて頂いたのに、家に着いたとたん。崩れるように寝た。
翌日の朝。慌てて、ウエーダーを洗い、リールとフライの潮抜きをした。ずいぶん寝たのだが、まだ疲れがとれない。
カラフトマスの本番はやはりお盆の頃なのか?来週あたりが良い予感がするが、体力的に今は行く気になれない。